Cat Cellarをはじめとするfurnyaのプロダクトは複数のデザイナーの協業により作られています。今回はグラフィックデザインを手掛ける佐藤氏にお話を伺いました。
-普段の仕事について教えてください
広告やロゴ、ポスターなどのグラフィック制作を中心にデザイナーとして活動しています。
-furnyaのロゴデザインはどのようにして生まれたんですか
自分がこのプロジェクトに参加した時は既にプロダクトがほぼ完成されている状態で、「猫にとっても嬉しい場所、人にとっても嬉しいインテリア」というコンセプトが明確化されていました。
そのため猫と人の暮らしが重ね合わさった世界観をいかに上質に表現するかを心がけてロゴを制作しました。
猫と人が同居していて、尚且つ品性やおしゃれ感の印象を持つロゴを目指しました。なのでタイポグラフィは上質感やしなやかさを表すカリグラフィと、プロダクトのモダンさを表すウェイトの細いサンセリフ体を組み合わせたロゴとして制作しています。
-今後のfurnyaにおけるグラフィックデザインの展望について教えてください
ブランドのイメージや印象を決めるものとしてグラフィックデザインは欠かせない要素だと思います。特にfurnyaは既存の猫用家具よりもデザインの重要度が高いため、プロダクト以外の箇所でも他のブランドよりも世界観の構築が必要になります。そのためにはSNSやパッケージ、取り扱い説明書などの一つ一つのツールのクオリティを磨くことがブランドの雰囲気作りに繫ると考えています。そういったグラフィックデザインの側面からfurnyaの世界観の構築に今後も努めていきたいと思います。